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1stステージ優勝の鍵を、過去10年の前半戦首位チームから探る

2015/03/05 11:37:00

今年から再び2ステージ制になりいよいよ今週末から始まります。今日のブログでは、過去10年の前半戦の首位チームの結果からどういう傾向が出ているかを洗い出してみました。通年シーズンの前半戦と1stステージでは、試合数は同じでもそれぞれの試合の目的が違うため、あくまで参考資料として捉えて頂ければ幸いです。

まずは過去10年の前半戦首位チームの一覧です。なお、2011年は震災の影響でスケジュールがバラバラになったため、暫定順位の首位チームとさせて頂きました。

ここ10年の前半戦首位チーム

ここ10年の前半戦首位チーム

試合順と勝点の積み上げグラフ

試合順と勝点の積み上げグラフ

目指すべき勝ち点
前半戦首位の勝ち点平均は36.1でした。だいたい12勝5敗といったところでしょうか。この辺りを目指すことになります。

開幕戦
前半戦首位チームの開幕戦は、5勝3分2敗でした。開幕戦といえど17試合ある中での1試合に過ぎないのですが、やはり勝ち点を得ることは重要といえます。

開幕5試合
開幕5試合の平均勝ち点は10.9でしたが、12ポイント前後取れているチームが大半を占める中で、ここ2年の広島と浦和は7ポイントで終わっています。両者は前半戦の後半を負け知らずで終え追い上げました。開幕ダッシュに失敗しても悲観することはないですが、やはり4勝1敗くらいのペースでいきたいところです。

ACL組
10チーム中ACLと並行しつつ前半戦首位になったのは3チームだけでした。掛け持ちの難しさを感じます。一昨年の広島はACLが落ち着いた辺りから一気に勝ち星を重ねました。そう考えると09年の鹿島は凄いですね。
※追記修正:08年の浦和はACLには出ていますが、当時のレギュレーション上、優勝チームはトーナメントからの出場だったので、Jの前半戦とは並行していません。

連敗はしない
この10チーム中、連敗があったのは08年の浦和だけでした。負けてもすぐ切り替えることが必要となります。

ホーム・アウェイ
現チーム数による2ステージ制ですと、ホームゲーム数とアウェイゲーム数に差分が生じますが、この結果だけでいうと、ホームが多いチーム、アウェイが多いチームはちょうど半々でした。関係ないといえばないのですが、ステージ終盤での上位対決がどちらかの一方になると思うと、タイトル争いへの影響はあるでしょうね。

この結果から感じたのはこんなところです。自分の中でも賛否両論ある2ステージ制ですが、楽しまないと損ですから楽しむことにします。

2009年の鹿島の試合結果一覧

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