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観戦メモ J3 長野パルセイロvsレノファ山口をレノファ中心に

2015/05/01 09:42:00

4/26(日)に長野vs山口を観に行きました。山口の試合の観戦は初めて。長野は今年の開幕戦以来となります。過去のJ3の試合観戦の中でも印象に残った試合だったので、山口を中心に感じたことを書き残しておきます。なお中継がなく後から映像を見直せるのがハイライトしかなく、且つ試合中メモなどを取ったわけでもないので、違うよって点があれば教えてください。

長野のホームゲームには何度かお邪魔していますが、新しくなった南長野に来たのは初めてです。とてもいいスタジアムでした。この試合はともにチームカラーがオレンジということで、スタジアムが1色に。

スタジアム写真

1 2

スタメンとフォーメーションです。長野は3-4-2-1(もしくは3-4-1-2)。山口は入りは4-2-3-1かなと思いましたが、基本は4-1-4-1のようですね。

フォーメーション

フォーメーション

山口についてはほとんど予備知識ない状態でしたので、まずポゼッションのスタイルにビックリしました。J3では珍しいですよね。昨年までの秋田もポゼッションでしたが、あれはちょっと特殊なので(笑)

山口の攻撃を物凄いザックリとしたイメージで言うと、「庄司悦大を中心にボールを運び、小塚和季が攻撃方法を決める」といった感じでしょうか。庄司+小塚+SBのどちらか+福満のパス交換で攻め上がり、小塚が前を向ける状態になった時に、特にサイドの島屋八徳、鳥養祐矢が動き出しているという感じでした。両サイドハーフは中央に顔を出すことも多く、山口の同点弾はまさにその形ですね。相手側からすると守備が整っていないと捕らえづらい動きをしているので、J-22が8点も取られたのはなんとなく分かる気がしました。

この試合から見えた山口の弱点っぽいところも挙げてみると、「①高さがない、②球際の弱さ、③勝又慶典への対応」というところでしょうか。

クロス(ハイボール)もドリブルもあまり多用せず、今のようなサッカーをしているのはこの①②が影響しているのかなと。J3新規参入で選手も限られた中でやっているでしょうから、そういう意味では現存の選手を生かしたいいサッカーを選んだなと思います。③については、この試合ではとにかく勝又に裏を取られるシーンが目立ちました。後半は特に左CBと左SBの間が狙われていましたね。攻撃から守備へ切り替わる時の判断をあと1秒早くしたいところです。

ほか気になったのは、J3の場合ピッチコンディションが悪いケースも多々あると思います。そういった時に対応できるかどうか。あと庄司+小塚という生命線のどちらかが欠場してしまった場合にどうなるのかも見てみたいです。

この試合の結果は1-2での敗戦。長野は試合開始早々に先制をし、取られたあともすぐ取り返したことで落ち着いて試合に臨めましたね。ポゼッションは山口でしたが、決定的なチャンスはほとんど作らさせてくれませんでした。ただ、この敗戦からは多くのことを学べたはずです。

29日の試合は初黒星の後ということで重要なホームゲームだったかと思いますが、1-3から見事な逆転勝利を収めたようで安心しました。いい部分も悪い部分も含めてまた観に行きたいと思わせてくれるチームだったので、次は町田戦に行こうかと考えています。

15/04/26 AC長野パルセイロ - レノファ山口FC 試合結果,メンバー,ハイライトなど
2015 レノファ山口 年度別結果
2015 レノファ山口 選手出場記録

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