Jリーグ特別指定選手 出場ランキング 2008年-14年
Jリーグには特別指定選手制度があり、高校や大学に所属している選手で指定された選手はJリーグに出ることが可能になります。(詳しくはJFAのページをご参照ください)
JFAのウェブサイトには2008年からの指定選手の一覧が掲載されていましたので、彼らがどれくらい出場していたのかランキング形式でまとめました。なお出場するかどうかは所属チーム(学校)や受け入れ先(Jクラブ)の状況にもよりますので、選手の優劣を表すものではないです。念のため。
漏れやミスがあったらすみません。JFAのサイトの一覧ですでに漏れがありましたが…。 表内は出場した選手のみ抽出しています。
2008年指定選手
現在は川崎フロンターレでプレーし、代表にも選ばれるようになった小林悠が水戸でプレー機会を得ていました。チームメイトには荒田智之、菊岡拓朗らがいますね(2008年の水戸の出場メンバー一覧)。ほか、三平和司や佐藤洸一など、後にJ2で活躍する選手がゴールを決めています。
2009年指定選手
この年は出場選手が少なめ。最も試合に出たのは田中順也でした。その後の活躍はみなさんご存知の通り。当時福岡大の永井謙佑は翌年神戸でもプレーします。
2010年指定選手
湘南の永木亮太は準レギュラーともいえるくらい出場機会を得ました。野田、黒木、森本など、鳥栖は積極的に指定選手を起用しています。今季湘南へ移籍した武田英二郎は特別指定選手としてすでにプレーしていました。先日のナビスコ杯で湘南での初ゴールを記録。
2011年指定選手
岐阜の地主園秀美はスタメン11試合とこちらも準レギュラー並のプレーぶり。前年に続いて鳥栖の選手が目立ちますね。
2012年指定選手
アギーレジャパンのサプライズ選出と言われた坂井達弥の出場数がトップ。清水の瀬沼優司は短い出場時間の中でチームに勝利をもたらすゴールを決めていましたね(2012年の瀬沼の出場記録)。清水でのゴールはこの年だけというのが少々切ないですが。。
2013年指定選手
大分の松田力はとても印象に残っています。今回取り上げたランキングの中でも最もゴールを決めました。夏の終わりで大学に戻りましたが、最も惜しまれた選手だと思います(2013年の松田の出場記録)。ほか、現在はFC東京の攻撃に欠かせない選手となった武藤嘉紀も、わずか1分プレーしました。翌年あそこまでブレイクするとは思いませんでした。現ケルンの長澤和輝も横浜FMで1試合出場しました。
2014年指定選手
名古屋の大武峻が開幕スタメンを飾り、しばらく主力としてプレーしました。名古屋で試合に出ながら大学リーグもこなしており、連日試合に出たこともありました(2014年の大武の出場記録)。今季川崎Fでレギュラーを獲得している車屋紳太郎も2試合出場していました。
こう見るとここ1年で代表入り、代表候補入りした選手がそこそこいますね。あとは文中でも触れましたが鳥栖の選手がとにかく多いです。
今年も多くの選手が特別指定選手となっています。今年プレーを見られる機会があるのか、そして将来どんな選手に成長するのか楽しみです。