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昨季オフに加入した選手の出場記録J1編

2015/11/13 10:44:00

今年のJリーグも閉幕が近付いてきました。こちらとしてはいろいろと集計データを紹介できる季節。今回は昨季から今季にかけてのオフに移籍加入(レンタルバック含む)した選手の出場記録を紹介します。まずはJ1。今日時点のデータとなります。リーグ戦の出場記録は月別でもまとめてみました。%は出場時間÷チームの試合時間。カップ戦の対象はACL、ナビスコ杯、天皇杯です。高卒、大卒などの新人選手は含めていません。こちらは別途紹介しようと思っています。漏れやミスなどがあったらすみません。。

ベガルタ仙台

ベガルタ仙台

主力放出が多かった仙台ですが、苦戦しつつも残留に成功しました。GKの六反は代表に選出される域に達しましたし、レンタルを繰り返していた奥埜が主力としてプレーできた点は、サポーターの方々にとって嬉しいニュースなのではないでしょうか。全体的には補強成功といえる部類だと思います。

モンテディオ山形

モンテディオ山形

もともとJ経験もあったアルセウはほぼフルタイム出場。山形はシーズン中にも補強を行いますが、残念ながら残留には届かず。

鹿島アントラーズ

鹿島アントラーズ

鹿島は昨季終盤にダヴィが長期欠場となったことでCFが補強ポイントとなったわけですが、獲ろうとしたジネイに問題が発覚しオフに獲れず(後に正式に獲得)。おそらく高崎はバックアッパーとしての補強だったのでしょうが、序盤のリーグ戦とACLでは彼の出番が多くなりました。がしかし結果は出せず…。 逆に大成功となったのは金崎の獲得。鹿島の攻撃陣に欠かせない存在となり、再び代表に選ばれました。

浦和レッズ

浦和レッズ

アタッカーを中心に多くの選手を獲得した浦和。序盤は布陣を探りながら起用していましたが、武藤の覚醒、石原の負傷によりほぼメンバーが固まっていきました。武藤があそこまで活躍するとは思いませんでしたねぇ。あとズラタンの加入も結構大きいと思います。興梠の負担がだいぶ減りました。

柏レイソル

柏レイソル

クリスティアーノの補強は大成功だったと思うのですが、今季で退団の噂が出てますね。武富はもうちょっとゴールが欲しいかな。大津がほぼインパクト無く終わったのは意外でした。

FC東京

FC東京

前田は序盤苦戦しましたが2ndステージは見事な活躍ぶり。湘南から戻ってきた丸山もレギュラーを獲得し代表に選出されるようになりました。心配なのは五輪予選を控える奈良。あと幸野はもうJ2のどこかに行った方がいいような…。FC東京は武藤の移籍もありシーズン中にも補強が多くありました。

川崎フロンターレ

川崎フロンターレ

エウシーニョ獲得は大成功。角田は序盤レギュラーだったのですが、5/30の清水戦2-5負けをきっかけに出場はなくそのまま清水へレンタル移籍となります。一体何が…。橋本は今季オフで移籍ですかね。
角田の今季の出場記録(SoccerD.B.)

横浜Fマリノス

横浜Fマリノス

ブラジルの年代別代表選手だったアデミウソンはその評価に違わぬテクニックを見せてくれました。来季はどうするのでしょうね。サンパウロでも出られるレベルにはあると思うのですが。他の選手はレンタルからの復帰となるのですが、レギュラー陣を脅かす機会はなく終わりそうです。

湘南ベルマーレ

湘南ベルマーレ

経験豊富なアンドレバイアは欠かせない選手となりましたが10月に負傷。アタッカーでは高山の復帰が最大の補強に。山田はとりあえず大きなケガなくシーズンを終えれそうで良かったです。

ヴァンフォーレ甲府

ヴァンフォーレ甲府

甲府はオフに獲った外国人が全員放出という結果に。両大阪でプレーしたアドリアーノは序盤スタメンでしたが、本当にあのアドリアーノなのか疑うレベル。そんな中でも早めに残留を決めれたのは凄いですね。監督交代を含め切り替える決断の早さのおかげでしょうか。

松本山雅

松本山雅

J1初年度となる松本は多くの選手を獲得。最も主軸となったのは京都から来たCBの酒井。攻撃陣ではオビナも相手に脅威を与える存在でした。オビナは残るのかな。あのフィジカルはJ2だと反則でしょう(笑)。あとは決定力があれば…。シーズン中に獲得した選手の動向も気になりますね。

アルビレックス新潟

アルビレックス新潟

川浪はGKなのでしょうがないですが、残りの3名はしっかり出場しそれぞれ持ち味を見せたと思います。前野とコルテースはポジションが左SBで被っていますが、コルテースがケガしたタイミングで前野がスタメン入り、復帰後もそのまま前野が出ている状況となっています。

清水エスパルス

清水エスパルス

チーム史上最もネガティブなシーズンとなった清水。加入選手は多いですがほとんどは復帰組。デューク、ウタカといった新外国人もスタメンを勝ち取り評価できるプレーヤーでしたが…。フィールドプレーヤーで最も出場機会が少なかった内田がレンタル先の愛媛で最もポジティブなシーズンを過ごしているというのがまた何とも。
内田健太の今季の出場記録(SoccerD.B.)

名古屋グランパス

名古屋グランパス

名古屋は前年に最終ラインの選手を放出したこともあって、CBとSBができる竹内の加入は大きいものでした。ノバコビッチを獲りましたが、結局CF闘莉王でFWの問題を解決しようとする方向へ。

ガンバ大阪

ガンバ大阪

G大阪は失敗に近いでしょうか。2ndGKの藤ヶ谷はいいとして、小椋と赤嶺はもうちょっとやれると思ったのですが。3冠取って完成されたチームにテコ入れしていくのは難しいんですけどね。これに成功していかないと常勝チームにはなれないので、今季オフには注目しています。

ヴィッセル神戸

ヴィッセル神戸

神戸は全員そこそこの出場機会を得ています。渡邉はリーグ戦だと10点ですが、ナビスコ杯で7点、天皇杯で3点取っており、実は今季公式戦20ゴールに達していたりしています。安田は幾度かケガがあり出場数は少なめに。
渡邉千真の今季の出場記録(SoccerD.B.)

サンフレッチェ広島

サンフレッチェ広島

昨季の2シャドーの二人(高萩、石原)が抜ける事態でしたが、ドウグラスが大当たり。主力選手が抜けても強さを維持している広島は本当に凄いなぁと感心します。佐々木はスタメン時は3バックに入りますが、途中出場時はウイングバックが多いですね。逃げ切り時での起用が多く、佐々木の出場試合勝率はかなり高いものになっています。
佐々木翔の今季の出場記録(SoccerD.B.)

サガン鳥栖

サガン鳥栖

両サイドで起用できる吉田は重宝されました。1stは左、2ndは右といった感じですかね。ペクソンドンは準レギュラー的な位置。流れを変える役目もできますからね。

J2編は週明けにでも。

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