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観戦メモ クラブユース選手権 清水vsC大阪、横浜FMvs千葉

2017/07/23 17:43:00

第41回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会が開幕しました。初日は前橋総合運動公園陸上競技・サッカー場へ。簡単ですがレポートを残しておきます。

清水ユースvsC大阪U-18

スタメンフォーメーション

清水vsC大阪フォーメーション

初日1戦目の中でも最も好カードと言っていい試合かと思いますが、前半は雨中での戦いとなりました。序盤の主導権の握り合いから少しずつC大阪が清水の最終ラインと中盤の間を使えるようになったかなと思ったところで先制弾。相手のクリアボールから2.梅木絢都がミドルシュートを決めました。その後もC大阪ペースで進み前半20分、裏へのグラウンダーのパスへの地上戦に勝った8.有水亮がシュート。これはポストに当たりますが、跳ね返りを44.藤尾翔太が決めて2点差に。

今季プレミアリーグにおける清水の成績を考えればこのまま終わることはないだろうと思っていましたが、早速前半32分に1点を返します。C大阪のハイプレスを掻いくぐり左サイドからの攻撃。最後は中へ入ってきた10.鈴木魁人が合わせました。さらに清水は前半終了間際にPKをゲット。エースの9.平墳迅が右へ蹴り込み同点となります。

C大阪は前半の終盤から後ろのロストが増え始め、後半もそれを修正できず清水の時間が増えます。後半12分、清水は左サイドのスローインから細かくつなぎペナルティエリアへ侵入。グラウンダーのクロスにまたしても10.鈴木が合わせて逆転に成功します。

清水のリードのまま残り10分余りとなったところで、C大阪は左サイドのCKをゲット。粘ったものの一旦はクリアされますが、13.小林洵のミドルシュートが誰かに当たってコースが変わりゴールへ。再び同点となりました。

最後は特に清水の方が攻め込みましたが得点には至らず3-3のドロー決着。注目試合は派手な打ち合いとなりました。

横浜FMユースvs千葉U-18

スタメンフォーメーション

横浜FMvs千葉フォーメーション

前半序盤にペースを握ったのは千葉。その勢いで前半10分に右サイドからのパスを得た7.安光将作が中へつなぎ、10.榎本啓吾が弧を描くようなミドルシュートを決めます。その後も守備に連動性を持つ千葉はチャンスこそ減ったもののリードを保ちました。

横浜FMは主に左サイドからの攻撃が目立ち突破を図りますが、千葉の右SB15.堀博昭も足が速くそう簡単には崩せず。それでもその左サイド攻撃から得た左CKのクロスに4.藤田一途が合わせ、前半終了間際に同点に追い付きます。

後半開始から横浜FMはFW26.棚橋尭士を投入。これに呼応するように主導権を得て3,4本シュートシーンを生み出します。これらはわずかに枠をそれる結果に終わりましたが、後半13分に26.棚橋のシュートが相手のブロックに遭いながらもゴールに転がり逆転。千葉は長身のFW25.桜川ソロモンを入れ7.安光を中盤に下げ攻勢に出ますが、フィニッシュに至る機会は少なくそのまま2-1で試合終了。見事な修正から横浜FMが逃げ切り3ポイントを獲得しました。

千葉U-18を見たのはベスト4まで進んだ2年前の同大会以来ですが、今年も面白い選手がいるなぁという印象です。名前を出した以外の選手では19.阿部渚のドリブルや、すでにトップチームでもベンチに名を連ねるようになった18.古川大悟も気になりました。機会があればまた見たいですね。

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