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天皇杯のジャイアントキリング発生率

2014/07/10 07:23:00

今週末の天皇杯2回戦でJ1、J2のクラブチームが登場。天皇杯といえば番狂わせ・ジャイアントキリングが醍醐味の一つかと思います。ということで、2005年以降の天皇杯の結果からJ1、J2のカテゴリー毎の対戦成績を出してみました。

J1チームの対戦成績

表の見方としては、J1のチームがJ2のチームと戦って88勝30敗PK戦7勝3敗といった形です。なのでJ1の対J2戦との120分以内での勝率は68.8%となります。逆から見ると、J2のチームが120分以内でJ1に勝った割合は23.4%。J2がJ1に勝つという光景は2006年以降毎年発生していて、決勝がJ2勢同士の対決となった2011年が近年では最多の10試合ありました。

2011年の準決勝
横浜FM 2-4 京都C大阪 0-1 FC東京

J2以外のチームがJ1に勝った割合はさすがに少なく9.7%。それでも10試合のうち1試合は勝っていることになりますね。過去の番狂わせをいくつか簡単にご紹介します。

Honda
2007年にはHondaの大躍進がありました。柏に3-2名古屋に2-0と勝ち進み、準々決勝で鹿島と対戦。そこで敗退となってしまいましたが、それでも延長戦まで粘る戦いを見せてくれました。 当時のHondaのエースだった新田純也の名前は、この大会を通して僕の記憶にしっかりと刻まれています。

松本山雅
松本は2つあります。まず、地域リーグ時代の2009年に浦和に2-0で勝利。スタメンを見ると対戦相手の浦和はポンテやエジミウソンらを起用している中での勝利ですから、凄いですね。もう一つは2011年に新潟に敵地で勝利しています。

2012年
地域リーグやJFLのチームがJ1に勝利するという試合が2012年には5試合もありました。特に広島がFC今治に敗れたのは衝撃的でしたね…。広島vsFC今治・結果、メンバー

続いてJ2のチームの対戦成績を見てみましょう。

J2チームの対戦成績

J2ですが、最近のレギュレーションだと初戦にJ2vsJ2のケースが多いので、実は下部リーグとの試合の回数が減っていたりします。それでもやっぱりJ1よりは勝率が落ちますね。J以外のチームがJ2のチームに勝った割合は18.8%。対J1より2倍足らず勝率が上がります。

J1ほど「下剋上」というインパクトがないので、負けたことが記憶に残ってないのですが、いくつか紹介します。

よく負けるヴェルディ…
2005年以降で見てみると、ヴェルディがJ以外のチームに4回負けていました。2006年の当時JFLの栃木戦2007年のHonda戦2009年のホンダロック戦2010年の町田戦。全部0-1ですね…。

大学勢
2007年から2009年で大学勢がJ2から6勝を挙げています。2007年の京都vs明治大では、後にJでプレーする林陵平がゴール。2009年の水戸vs福岡大では、ロンドン五輪のエースとなる永井謙佑が逆転ゴール。同年の湘南vs明治大では、現FC東京の三田啓貴が決勝点を決めており、Jクラブへ「挨拶」を済ませていますね。

今大会の2回戦の怪しいカード
独断と偏見により、何か起こりそうなカードをピックアップしました。該当チームのサポーターの方はごめんなさいです。

・徳島 vs 鹿児島
J1で苦しんでいる徳島とJFLで好調の鹿児島です。

・甲府 vs 明治大
都予選で町田と武蔵野を破った明大。上記の通り過去に番狂わせを演じています。

・G大阪 vs 金沢
まぁないとは思いますが、ガンバもなかなか不安定なので…。

・京都 vs 鳥取
昨季まで同じリーグだったのであまり違和感ありませんが。「よく点を取る&取られる」の京都と、「点が取れない&取られない」の鳥取です。

・千葉 vs 長野
荒天でなければ観に行こうと思っています。

J1は約1ヶ月の中断明けにいきなり天皇杯というあまり過去に例がないパターンなので、モチベーションのコントロールに失敗すると、何か起こっちゃうのではないかという予感がしますね。その辺りも注目です。

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