J1からJ2へ降格して何年で昇格しているかまとめてみた
タイトルの通り、J1からJ2へ降格したチームが何年で昇格しているかを、J2開幕年から調べてみました。98年に行われたJ1参入戦で負けた札幌も降格扱いにカウントしています。
降格して何年で昇格したか
昇格までの年数の割合
注意書きにあるように、J2から初めて昇格したケースは表には入れていません。こう見るとJ1とJ2の両方を経験しているチームが随分増えましたね。降格から昇格まで最も時間がかかったのは湘南で10年。次いで仙台、札幌となっています。降格してから昇格できないままとなっているのは横浜FC(7年)、東京V(6年)、千葉(5年)…と続いています。なんか関東以東ばっかり!
割合で見ると結構わかりやすいです。3分の1が1年で昇格、3分の1が2~3年で昇格、3分の1が4年以上で昇格もしくは昇格できないままとなっています。現在は降格するのは3チームですから、割合的にはそれぞれに1チームずつ当てはまるイメージですね。
1年で昇格した例はだいたいのシーズンで発生していますが、基本的には1シーズンにつき1チームだけ。06年だけは柏、神戸の2チームが1年で昇格しました(※)。その点から考えると今年降格した徳島、C大阪、大宮のうち2チームが来年昇格する可能性は低いでしょう。
※【訂正】06年だけと書いてましたが2013年も同ケースでした。失礼しました。
あと、長くJ1に定着したチームが降格した場合、1年で昇格できるか否かがやはりポイントになりそうです。浦和、広島、柏、そしてG大阪は降格を経験した年以降でJ1のチャンピオンを獲っています。初降格で1年昇格をしたにも関わらず、J2暮らしになってしまったのは京都ぐらいですね。2年目昇格よりも3年目昇格の方が数が多い点を見ると、1年昇格を逃すとJ2に定着してしまう感があります。磐田が今年昇格を逃したのは大きいかもしれません。あくまでこれまでの結果論ですが。
2002年以降の大会・シーズン別記録
京都