国際大会において全試合スタメンを固定したチームの成績を調べてみた
アジアカップは残念な結果に終わってしまいました。今回のでちょっと気になったのがスタメン固定について。
ということでタイトルの通り、国際大会において全試合スタメンを固定したチームの成績を調べてみました。
対象の大会はSoccerD.B.で扱っている下記の大会とさせて頂きます。
W杯: 1982年大会以降
五輪: 1984年大会以降
コンフェデ杯: 1997年大会以降
U-20W杯: 1993年大会以降
U-17W杯: 1993年大会以降
欧州選手権: 1984年大会以降
U-21欧州選手権: 2002年大会以降
コパアメリカ: 1995年大会以降
U-20南米選手権: 2013年大会
アジアカップ: 2007年大会以降
U-22アジア選手権: 2014年大会
U-19アジア選手権: 2008年大会以降
ゴールドカップ: 2005年大会以降
試合数が多い順(勝ち上がった順)に紹介していきますね。同じスタメンで優勝したのは2チームだけでした。
2004五輪 アルゼンチン
最終結果:優勝
固定スタメン:6試合 (8月11日~8月28日・中2日が3回)
テベス、マスチェラーノ、アジャラなどなど、反則的メンバーでアルゼンチンが金メダルを獲った大会です。6試合すべて固定メンバーでした。そして全勝。
2003 U-17W杯 ブラジル
最終結果:優勝
固定スタメン:6試合 (8月14日~8月30日・中2日が4回)
初戦ドローでしたが残りの試合は全勝。メンバーには後にリヨンなどでプレーするエデルソンや、岐阜、東京Vへ渡ったアブダらがいます。
2010 W杯 日本
最終結果:ベスト16
固定スタメン:4試合 (6月14日~6月29日・すべて中4日)
岡田監督が率いた南アフリカW杯での日本代表です。記憶にも新しいところですね。ラウンド16でパラグアイにPK戦の末敗れました。
1984 五輪 カナダ
最終結果:ベスト8
固定スタメン:4試合 (7月30日~8月6日・中1日が2回)
初戦引き分け&2戦目負けという状況+中1日なのにスタメン固定っていう。準々決勝でブラジルにPK負けしました。
1999 U-17W杯 メキシコ
最終結果:ベスト8
固定スタメン:4試合 (11月11日~11月20日・中1日が1回)
トーナメント初戦でアメリカに負け敗退。
2001 U-17W杯 マリ
最終結果:ベスト8
固定スタメン:4試合 (9月15日~9月24日・中1日が1回)
トーナメント初戦でアルゼンチンに負け敗退。
1988 欧州選手権 イタリア
最終結果:ベスト4
固定スタメン:4試合 (6月10日~6月22日・中2日が1回)
この頃は出場国が少ないのでベスト4がトーナメント初戦。ソ連に負けました。
2015 アジア杯 日本
最終結果:ベスト8
固定スタメン:4試合 (1月12日~1月23日・中2日が1回)
今回のアジア杯の日本代表です。3連勝した後にUAEにPKで敗れました。
固定スタメン3試合のチームをザッと並べます。すべてグループリーグで敗退です。
・2010W杯 北朝鮮
・2010W杯 ニュージーランド
・2012五輪 ニュージーランド
・2001U-20W杯 フィンランド
・1995U-17W杯 スペイン
・2005U-17W杯 ペルー
・2007U-17W杯 ハイチ
・2004欧州選手権 ラトビア
・2011アジア杯 UAE
・2014U-22アジア選手権 北朝鮮