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観戦メモ JFL ブリオベッカ浦安vs奈良クラブ

2016/04/29 20:40:00

JFL第9節ブリオベッカ浦安vs奈良クラブを観に行きましたのでこの試合について軽く。

今年からJFLに参戦している浦安の試合は初観戦。関東圏でJFLを観る選択肢が増えてありがたいです。浦安を観に行った方のツイートを見ると肉の写真のインパクトが強くて、「絶対肉食ってやる」と強い気持ちでスタジアムへ行きました!メニューにはいろいろありましたが、初観戦ということでブリオベッカスペシャルを注文。本来付いてくるはずだったカレーが品切れのため串に変わりました。肉度アップ!

肉

奈良クラブは一昨年の地域決勝以来の現地観戦。あの時はサポーターの雰囲気がとてもいいなと感じたのですが、今もそこは変わらず楽しそうな応援席でした。ただ一方でチームの成績は厳しい状況。未勝利が続いており、下位に沈んでいます。2年前に奈良と同じく地域決勝を戦ったFC大阪と流経大ドラゴンズがトップ2にいることを考えるとやはり上に行きたいところでしょう。奈良の現状把握もこの試合観戦の目的の一つです。

肉p

スタメンのフォーメーションはこんな感じで。青が浦安、白が奈良。

フォーメーション

フォーメーション

天気には恵まれましたが強風が吹き荒れていました。前半の風上は浦安。後半は奈良。こうなるとセットプレーの重要性が増しますね。キッカーがどういうボールを蹴るのか、GKがどういう対応をするのかという点にも注目していました。浦安のプレースキッカーは右足の8.村田(前・水戸)と左足の6.坂谷(前・国士舘大)。奈良のキッカーは右足の10.向(前・長野)と左足の30.小野(前・武蔵野)が担当。CKの際は風でボールが流れるのでショートコーナーを選択するという場面も度々ありました。

先制点はそのセットプレーから生まれます。風の影響というよりは早いリスタートから上げたクロス後の混戦を押し込んだもの。今季初勝利を目指す奈良がまずリードを得ました。

浦安もいくつかチャンスを作っていましたが、同点に追い付かれるまでは奈良ペース。特に後半の入りはサイドを制圧し多くのチャンスを作りましたが、ポストに当たったり枠をそれたりでゴールには至らず。

そんな中、浦安が同点につながるPKをゲットします。相手DF間にあっさりとボールが入りペナルティエリアへ侵入したところでファウルを受けました。この辺りから奈良の守備に問題が発生したように思えます。これまでお互いに中央でFWにボールが収まる機会が少なかったのですが、ここから浦安の2トップに入るようになってきました。そして後半30分、左サイドからの攻撃で、最後11.竹中(前・東京V)が浮き玉に抜け出て逆転ゴールを決めます。

この前に奈良は2トップの2人を入れ替えますが、ほとんど状況は変わらず。それでもセットプレーのチャンスを得ておりいくつかはいいボールもありましたが、後半の浦安GK1.中島(前・流通経済大)は安定していました。

このまま浦安2-1奈良で終了。攻め込まれるシーンもあった浦安ですが修正をしつつ試合巧者な戦いを見せてくれました。ちょっと守備時のファウルが多くなったのが課題でしょうか。強風下でのセットプレーは何が起こるか分かりませんからね。

奈良はちょっと心配です。現在の順位が信じられないくらいのいい攻撃をしているシーンもあったわけですが、あれができるにも関わらず今季のゴールが少ないことと、試合の中での修正の鈍さ、守備の対応などなど。 浮上する地力はあると思うのでサポの皆さんはあまりネガティブになり過ぎず、今の応援席の空気を続けて欲しいなと思います。

ブリオベッカ浦安のチームデータ

奈良クラブのチームデータ

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