観戦旅行記 フェリーで行くJリーグ観戦(徳島vs山口)
サッカー界最大のイベントが始まりJ1はお休み中ですが、J2を始め多くの試合は変わることなく開催されています。その中から徳島ヴォルティスのホームゲームを観に行きましたので、その旅行記を残しておきます。四国の南東に位置する徳島に遠方から向かう場合、飛行機以外では淡路島を経由するか瀬戸大橋を経由する移動を選択するケースが多いと思いますが、今回は長距離フェリーで行くことにしました。東京からは徳島へ行くフェリーが毎日運航されており、同フェリーで北九州まで行くことも可能なのです。東京↔︎徳島↔︎北九州ということで、Jリーグ感のある長距離フェリーとなっています。所要時間は曜日で違い、今回の場合は金曜に東京19:30発で翌土曜日の14:00に徳島着となります。
東京からだと国際展示場駅で降り、無料送迎車で港へ行けます。フェリーは19:30発で19:00から乗船開始(車を載せる人はこれより前に乗船)。受付は出発1時間前までにということで早めに港へ行きました。予約は先にウェブで済ませています。
ノートPCでいくつか作業をしたかったので今回は個室をとりました。テレビもあるのでワールドカップ観戦もバッチリ。ただ太平洋を出ると電波受信が不安定化します。
一番安い料金でも雑魚寝式ではなくカプセル型ですし、ラウンジにコンセント付きの席もあるので、個室を取らなくても電源を使う作業には問題ないでしょう。ただwifiはないのでネット環境は厳しいです。
ちなみに食堂もないのですが、レトルト系の自販機と電子レンジがいっぱい置いてあるので、とりあえず食べることはできます。
東京湾を出てから夜間はそこそこ揺れました。自分は子供の頃から車酔いしやすく、特にカーブの連続がダメなのですが、フェリーの場合は大きく曲がることは少ないので特に体調が悪くなることはありませんでした。
時間帯によってはデッキに行くことも可能です。
定刻通り徳島港に到着。徳島港からは直行で徳島駅へ向かうバスが待ってくれています。210円です。
鳴門公園に行きたかったのですが、下船→徳島駅移動→ホテルチェックインをしてるうちに徳島駅から鳴門公園に行く15時発のバスに間に合わず。休憩したのちにJRで鳴門へ向かい、そのまま駅から徒歩でスタジアムへ行きました。
スタグルは松茂町の焼きそばと鶏天丼を購入
対戦カードは徳島ヴォルティスvsレノファ山口。試合の内容については省略しますが、ゴールへのアプローチは違うものの両チームとも横幅の使い方、ポジショニング、スペースの活用を重要視しているチームということで現地で見るのを楽しみにしていました。
試合は1-2で山口が逆転勝利。徳島の大本祐槻、山口の池上丈二、山下敬大のプレーを現地で見るのは大学以来でしたので、成長した姿を見れて良かったです。
ロドリゲス監督就任後の徳島のサッカーは気に入っていて、J1 でも見てみたいと思っているのですが、今季はなかなか苦しんでいますね。昇格を目指しているチームですから、現在の順位で終わった場合、チームがどう判断するのか注目しています。中立的に見る分にはいいのですが、サポーターの皆さんから見れば「良いサッカー」と言われても勝たなければ意味がないと思っている方が多いと思います。今季の課題であるフィニッシャーの不在の部分はウタカの加入でどう変わるか注目ですが、この試合を見る限りシュートシーンの創出までの過程でのミスも目立っていたので、ウタカ1人では結果の好転は難しいかもしれません。どう修正を加えるのか、選手、スタッフの動向を見守りたいと思います。
帰りもJRなのですが、鳴門から徳島駅までの臨時列車やバスはないようで1時間近く待ちました…。やっぱり自家用車が多いのか、この列車も数人座れない程度でそこまで混んでいなかったので、この試合の観客数だと増発は難しそうですね。
徳島はまた別の機会で訪れればと思っています。次は淡路島を経由してみたいですね。