2014年J2 トップ3、ボトム3との対戦成績(上位に強いチーム、下位に弱いチームはどこか)
昼前にアップした「2014年J1 トップ3、ボトム3との対戦成績(上位に強いチーム、下位に弱いチームはどこか)」のJ2版です。上位3チームとの試合(湘南、松本、千葉戦)&下位3チームとの試合(東京V、讃岐、富山戦)だけで順位表を作ったらどうなるか調べてみました。上位3チーム内に自チームが入っている場合は4位の磐田を、下位3チーム内に自チームが入っている場合は19位の愛媛を対象にし、全チーム6試合分になるよう計算しています。プレーオフで昇格の3枠目は山形になりましたが、ここではリーグ戦の順位でみます。
まず、上位3チーム戦の方から。
トップ3対戦成績
勝ち点差分というのは、対象となる6試合の平均勝ち点から全42試合の平均勝ち点を引いたものです。差分がプラスに大きいほど全試合の成績平均よりもいい成績が出ている傾向といえます。優勝した湘南は松本、千葉、磐田を相手に1回目の対戦では勝利、2回目の対戦では引き分けという結果でした。特に千葉0-6湘南は衝撃的でしたね。ライセンス上プレーオフに出られませんでしたが、今季健闘した北九州は千葉にダブルを達成。
悪い方のチームを見ると、最後まで昇格プレーオフ入りを争った大分は湘南、松本、千葉戦に全敗。昇格プレーオフ決勝の2チーム、山形と千葉も勝ち星がありませんでした。山形は波に乗っていた終盤に試合をしていたら、3ポイント獲れたかもしれませんね。
下位3チーム戦の方を。
ボトム3対戦成績
湘南が東京V、讃岐、富山相手に5勝1分だったのはなんとなくイメージできますが、意外にも愛媛、岐阜も彼らに5勝1分でした。愛媛はこの勝ち点がなかったら残留争いに巻き込まれたかもしれませんね。4勝1分1敗だった群馬も同じことが言えそうです。
少々取りこぼしがあったのが松本と千葉。千葉は無敗ながら引き分けが4つという点がもったいないですね。ほか、水戸がアウェイの富山戦でしか3ポイントが取れませんでした。
この2つの表だけ見ると千葉が3位なのはビックリですね。来年のJ2はなかなかの激戦になりそうなので、勝てる試合でしっかりと勝つということがより重要になるでしょう。